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2025年7月29日

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ギター初心者必見!後悔しないギターの選び方から練習の始め方、アコギ・エレキの違いと基礎練習メニューまで徹底解説

ギターを始めてみたいけど、どのギターを選べば良いのか、どうやって練習を始めるべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか?最初の一歩で失敗すると、その後のギターライフが楽しくなくなってしまうかもしれません。しかし、心配しないでください!

この記事では、ギター初心者が後悔しないためのギターの選び方と、最初の練習法を解説します。ギター選びでの失敗を避け、楽しく上達するためのコツを紹介するので、これからギターを始めようと思っているあなたにぴったりの内容です。

さあ、あなたのギターライフを一緒にスタートさせましょう!

ギター初心者が始める前に知っておくべき3つの重要ポイント

ギターを始めたばかりだと、「音が上手く出ない」「弦がビビる」「練習してもなかなか上達しない」と感じることがあるかもしれませんが、それは全て正常な過程です。

ここでは、ギター初心者が挫折せずに楽しく続けるために最初に知っておくべき3つの重要なポイントを紹介します。この3つを押さえておくだけで、ギターの楽しさを実感し、着実に上達できるようになります。初心者だからこそ、今しっかりと覚えておきましょう!

1. 最初は「音がうまく出なくて当たり前」と知っておく

ギターを始めたばかりの頃、うまく音が出なかったり、弦を押さえてもビビったりすることはよくあります。これが原因で「自分には向いていないのでは?」と感じてしまう初心者も多いですが、それは「当たり前」の過程です。

最初は、指の力加減やポジションが不安定で、思うように音が鳴らないことが多いですが、焦らずに続けることが大切ですギターは時間とともに、指先の筋肉や感覚が鍛えられていきます

少しずつ慣れていけば、自然に音がクリアになり、スムーズに弾けるようになりますよ。

2. 高望みせず「1曲弾ける」を目標にする

ギター初心者にありがちなのが、「最初から難しい曲を弾きたい」と高い目標を掲げてしまうこと。もちろん、最終的には難しい曲も弾けるようになりますが、最初は「1曲弾ける」を目標にすることが重要です。

まずは簡単なコード進行やパワーコードを使った曲から挑戦し、成功体験を積み重ねることで自信がつきます。また、簡単な曲でも「自分が弾ける」という実感が大事です。

例えば、DOESの「曇天」や、モンゴル800の「小さな恋のうた」など、初心者でも比較的簡単に弾ける曲から始めましょう。

3. 練習のハードルを下げる環境を作る

ギターを続けるためには、練習のしやすい環境を作ることが非常に大切です。ギターをケースにしまい込んでしまうと、「練習しよう!」と思っても準備が面倒でやる気を失いやすくなります

そのため、特に初心者はギタースタンドに立てておくなど、すぐに弾ける環境に整えておくことが続けるためのコツです。

アコギとエレキ、どっちを選ぶ?

ギター初心者にとって最初の選択肢で悩むのが「アコースティックギター(アコギ)」と「エレキギター」のどちらを選ぶべきかということです。それぞれに特徴があり、あなたの音楽の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

ここでは、アコギとエレキの特徴とメリット、そして初心者にエレキギターが向いている理由について詳しく解説します

アコースティックギターの特徴とメリット

アコースティックギターは、機材を使わずにギター自体の箱から音を出すタイプのギターで、下記のようなメリットがあります。

・自然な音が楽しめる
・持ち運びやすさ
・初心者でもすぐに弾ける

アンプを使わず、ギターそのもので音が出るため、素朴で温かみのある音色を楽しめます。また、エレキギターに比べて、アンプやケーブルが不要なので、外での演奏や練習に便利なほか、キャンプやピクニックなどに持ち運びやすいという点も魅力です。

さらに、弦が太く、しっかりとした弾き心地があり、最初は音を出しやすいと感じるでしょう。簡単なコードでも弾き語りがすぐに楽しめるので、初心者にとってハードルが低い楽器です。

エレキギターの特徴とメリット

エレキギターは、アンプを使って音を増幅するため、非常に多様な音色を作り出せるのが特徴です。ほかにも、下記のようなメリットもあります。

・音作りの幅が広い
・音量調整が簡単
・弦が押さえやすい

エレキギターは、アンプやエフェクターを使ってロックやメタル、ブルース、ジャズなど、幅広いジャンルに対応できる音を作れるのが大きな特徴です。アコギに比べて音量が小さめですが、アンプを使うことで音量を調整したり、エフェクターで音の質を変えたりできます。

また、エレキギターはアコギよりも弦が柔らかく、ネックも細めです。そのため、初心者でも弦を押さえやすく、指が疲れにくいというメリットもあります。特に指が弱い初心者にはおすすめです。

初心者に向いているのはエレキギター

アコギもエレキもそれぞれ魅力的な特徴を持っていますが、下記の理由から初心者にはエレキギターの方がおすすめです。

・音が小さめなので練習しやすい
・コードが押さえやすい
・ジャンルが幅広い

エレキギターは、音量を小さく設定できるため、アパートやマンションなどの騒音が気になる環境でも練習しやすいメリットがあります。アンプにヘッドホンをつなげば、音を気にせず深夜でも練習が可能です。

また、エレキギターは弦がやわらかく、アコギよりも力を入れずに押さえられるため、初心者でも指が疲れにくいです。

さらに、ロックやポップス、メタルなど、さまざまな音楽ジャンルに対応できます。自分の好きな音楽スタイルに合わせて音色を変えられるので、飽きずに楽しめるでしょう。

【予算別】初心者におすすめのギターセット3選

ギター初心者がギターを始める際、最初に悩むのが「どのギターを選べばいいか」という点です。ギターセットにはギター本体だけでなく、アンプやケーブル、チューナーなどが一式揃っているため、初心者にとっては非常に便利でお得です。ここでは、予算別におすすめのギターセットを紹介します。

5万円前後|YAMAHA PACIFICA112V エレキギター初心者14点セット

YAMAHA PACIFICA112Vセットは、初心者にも扱いやすいエレキギターセットで、価格帯は5万円前後です。弾きやすさと音色の幅広さを兼ね備えた人気モデルで、セットにはギター本体のほかにアンプやチューナー、ケーブル、ストラップなど、初心者にとって必要なものがすべて揃っています

アンプは家庭用として十分な音量があり、ヘッドフォン端子も搭載されているので、静かな場所でも安心して練習ができます。

3万円前後|YAMAHA PACIFICA012セット

YAMAHA PACIFICA012セットは、もう少し予算を抑えたい初心者向けのギターセットで、価格は3万円前後です。YAMAHAの人気シリーズのエントリーモデルで、ギターの弾きやすさと耐久性が特徴

セットにはBluetooth搭載のミニアンプやケーブル、チューナー、ストラップなどが含まれており、ギター初心者が練習を始めるには十分な内容です。音色はシンプルですが、基本的な練習には十分対応でき、ギターを初めて手にする方にとって非常にコスパが良いといえるでしょう。

2万円前後|Eris. Nestia セット

Eris. Nestia セットは、さらに予算を抑えたい方におすすめのギターセットで、価格は2万円前後です。エントリーモデルながら、ギター本体、ミニアンプ、ケーブル、ストラップが一式揃った非常にリーズナブルなセットです

音質に関しては、安価な価格帯ではありますが、初心者が手軽にギターを始めるには十分な性能を持っています。特に、ギターを試してみたいけれどコストを抑えたいという方にとっておすすめです。

安い=悪いではない!自分に合う一本を選ぼう

「安いギターセット=質が悪い」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。初心者のうちは、まずはギターを気軽に始められる価格帯で選ぶことが大切です

実際に、予算に合わせたギターセットでも、質が良く練習に適したものはたくさんあります。ギター本体の弦高やネックの太さなど、弾きやすさが合っていれば、安くても問題ありません。

ギター初心者向け!おすすめ練習メニュー5選

ギターを始めたばかりの方にとって、練習メニューがしっかりと組まれていることは、効率よく上達するためにとても大切です。ここでは、ギター初心者向けにおすすめの練習メニューを5つ紹介します。これらを実践することで、指の筋力をつけ、弾きやすく、楽しく上達できるようになります。

① クロマチック練習で指を鍛える

クロマチック練習は、1フレットずつ指を動かしながら弦を弾く練習で、指の柔軟性や押さえる力を鍛えられます。練習を続けることで、指の独立性が高まり、他のコードやフレーズもスムーズに弾けるようになるでしょう。

練習方法は、まず、6弦の1フレットから4フレットまで弾きます。それを各弦で順番に行い、最後に逆に弾くという流れです。最初は遅いペースで正確に弾くことを意識し、慣れてきたらスピードを上げていきましょう。

指の独立性や力の入れ具合を意識しながら行えるため、コードやソロを弾くために不可欠な基礎を身につけられます。

② ローコード(C, G, Dなど)を覚える

コードとは、ギターやピアノなどの楽器で使用される音の組み合わせのことを指します。簡単に言うと、複数の音を同時に鳴らして作る和音です。

例えば、ギターで「Cコード」を弾くときは、C(ド)、E(ミ)、G(ソ)の3つの音を同時に鳴らしています。さまざまなコードのうち、弾き語りにも欠かせない基本コードであるC、G、Dなどのローコードを覚えることで、簡単な曲を弾けるようになります

練習方法は、最初にC、G、Dのコードを覚え、指の位置を正確に押さえる練習をしましょう。コードの音がきれいに鳴るまで、何度も繰り返し練習することが大切です。

③ ストローク(右手)を練習する

ストロークとは、ギターの右手で弦を弾く動作です。ギターを弾く際のリズム感を養うためには、ストロークの練習が不可欠です

最初はダウンピッキング(上から下へのピッキング)を練習し、次第にアップピッキング(下から上へのピッキング)やその組み合わせを取り入れていきましょう

練習方法は、最初はダウンストロークだけで、コードを弾きながらリズムを取ります。次に、アップストロークも加えたリズムパターンを練習し、少しずつ速く弾くことを目指しましょう。

④ Fコード・Bコードに挑戦する

FコードとBコードは、ギター初心者にとって最初の難関となることが多いコード。特にFコードは、1本の指で複数の弦を押さえるバレーコードなので、難易度が高いです。

ですが、これをクリアできると、ギターの幅広いレパートリーに対応できるようになるので、FコードとBコードもマスターしましょう

練習する際は、FコードとBコードの指の位置をとにかく繰り返しセットして覚えます。最初は力を入れすぎず、指を曲げてフレットに当てる感覚を掴みながら練習しましょう。力を抜いて押さえることを意識すると、音がきれいに鳴りやすくなります。

⑤ カノン進行で1曲仕上げる

カノン進行とは、「 C → G → Am → Em → F → C → F → G 」のような順番でコードが進行するものです。シンプルでありながら、どんなジャンルでも使いやすいため、非常に人気があります。特にポピュラー音楽やクラシック音楽、そして現代のヒットソングなどでもよく耳にする進行です。

そのため、カノン進行を覚えれば、さまざまな曲が演奏できるようになります。実際に演奏してみることで、コードチェンジやリズム感を向上させられるでしょう。

練習する際は、「 C → G → Am → Em → F → C → F → G 」の順番でコードを演奏し、流れを徹底的に覚えましょう。ゆっくりとしたテンポから始め、慣れてきたらテンポを上げるのがおすすめです。コードチェンジやストロークをスムーズに行えるようになったら、カノン進行の曲を1曲演奏してみると良いでしょう。

カノン進行の有名曲としては、下記が挙げられます。

・マリーゴールド / あいみょん
・チェリー / スピッツ
・クリスマスイブ / 山下達郎
・愛は勝つ / KAN

初めはプロにコツを教わるのが上達への近道

ギターを始めたばかりの初心者にとって、最初のうちは何から始めていいのか、どの練習方法が効果的なのかが分からないものです。自分で調べながら練習をしても、どうしても上達が遅く感じたり、効率的でない方法を試してしまったりすることがあります

そんなとき、プロの指導を受けることが最短で上達するための鍵です。プロのインストラクターは、初心者が最初につまずきやすいポイントを理解しており、自分のペースで確実に進める練習法を提案してくれます

例えば、弦の押さえ方やコードの切り替え、ストロークのリズム感など、初心者が直面する課題を的確に指摘して、効果的に練習を進めるサポートをしてくれるのです。

また、効率よく学べる方法を最初から知っていることで、無駄な時間を省いて、早く演奏の楽しさを感じられるようになります。独学で進めるよりも、プロに学ぶことでモチベーションの維持も楽になり、上達する喜びを早い段階で感じることができるのです。

初心者がギターを始めるならアサヒ音楽教室がおすすめ!

ギターを始めたばかりの初心者にとって、どこで学ぶかは上達への大きなカギとなります。独学で始めてもなかなか上手くいかず、挫折してしまうこともありますが、プロの指導を受けることで、効率的に成長することが可能です。

アサヒ音楽教室では、初心者一人ひとりのペースに合わせたレッスンが受けられ、無理なく続けられる環境を提供しています。まずは、あなたに合ったレッスンスタイルを見つけて、楽しく、着実に上達を目指しましょう!

一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟なレッスンスタイル

アサヒ音楽教室では、自分の生活に合わせたレッスンを提供しています。東京・埼玉・神奈川・千葉の首都圏エリアに広がる300以上の提携スタジオから、通いやすい場所と時間を自由に選べるので、忙しい日常の中でも続けやすい環境が整っています

たとえば、平日は仕事帰りに、週末は自宅近くのスタジオでレッスンを受けるなど、自分のペースで学べます。

完全マンツーマンであなたに合ったペースで成長できる

アサヒ音楽教室の最大の特長は、完全マンツーマンのレッスンです。グループレッスンとは違い、他の生徒に気を取られず、あなたのペースで学べます

初心者でも安心して始められるよう、最初の一歩から、専門のインストラクターがあなたに合った指導法でサポート。レベルや目標に合わせてオーダーメイドでレッスン内容を調整するので、着実にステップアップできます。

続けやすさを重視した、モチベーション維持のサポート

続けられる楽しさを大切にしているアサヒ音楽教室では、モチベーションを維持しながら学べる環境を提供します。講師はただ技術を教えるだけではなく、生徒一人ひとりの学びたい気持ちや目標を理解し、それに合った指導を行います

結果として、挫折しにくく、無理なく楽しんでレッスンを続けられるため、長期的な成長を実現できます。

よくあるギター初心者の悩みQ&A

ギター初心者が直面しやすい悩みは多くありますが、解決方法を知っていれば安心して練習を続けられます。ここでは、初心者の皆さんからよく寄せられる質問にお答えします。これらの悩みを解消して、楽しくギターを学んでいきましょう!

続けられるか不安…

初めてギターを手にしたときは、誰でも不安に思うものです。しかし、最初から完璧を目指す必要はありません

毎日少しずつ練習することが大切です。また、アサヒ音楽教室のような専門の指導を受ければ、焦らず自分のペースで進めるので、継続しやすくなります。自分のペースで楽しむことが最も大事です。

アンプが多すぎて選べない

アンプにはさまざまな種類がありますが、初心者には小型の練習用アンプがおすすめです。例えば、ミニアンプやヘッドホンアンプなら、音量を気にせず練習できます。

ギター初心者には、使いやすくシンプルなモデルを選ぶと良いでしょう。また、アサヒ音楽教室でのレッスンでは、アンプの使い方や設定も丁寧に教えてくれるので安心です

弦がすぐ切れる、指が痛い、握力がもたない

ギターを始めたばかりでは、指の力や握力がまだ十分でないため、弦が切れたり指が痛くなったりすることはよくあります

軽く弾くことを意識し、ピックを柔らかいものに変えるといった工夫が有効です。また、指の力をつけるためには、クロマチック練習や軽いストローク練習が効果的です。

痛みが強いときは、無理せず休憩を取って、徐々に慣れていきましょう。

中古じゃダメなの?

中古ギターでも問題なく始めることはできますが、初心者には新品の方が安心です。特に、ギターは微妙な調整が必要な楽器であるため、状態が分からない中古ギターを選ぶと、初期段階での調整に困ることがあります。新品ギターは、最初から安心して使えるため、初めてのギターにはオススメです。

チューニングが安定しない・ピックアップの使い方は?

チューニングが安定しない場合、弦の状態が悪くなっていたり、ギターが温度や湿度に影響を受けている可能性があります。定期的に弦を交換し、チューナーを使ってしっかり調整することが大切です。

ピックアップについては、ギターによって設定が異なりますが、通常はリアピックアップを使うことが多いです。自分のギターの特徴を把握して、音作りやピックアップの切り替え方を学ぶと、より豊かな音色を楽しめるようになります。

初心者でも大丈夫!コツをおさえてギターを弾けるようになろう

今回は初心者がギターに挑戦する際に知っておくべきことやギターの選び方、練習方法などを詳しくお伝えしてきました。

独学でも弾けるようになりますが、効率よく上達するにはプロによる私道を受けるのがおすすめです。アサヒ音楽教室では、忙しい大人でも通いやすい・続けやすい環境を整えています。

ギター初心者が成功するための第一歩として、プロに学びながら楽しくステップアップできるアサヒ音楽教室で、あなたの音楽ライフを始めましょう!

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